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COUNTDOWN JAPAN 16/17に行ってきた話

あけましておめでとうございます。今年は去年よりはブログ書きたいと思いますのでよろしくお願いします。さて、今年も最初のエントリは昨年末に行ったCOUNTDOWN JAPANの話から。最初に行ったのは08/09の初日でそこから毎年行っているのでもう9回目になるのか。年越しも8年連続。

今年も昨年に続き行ったのは30・31の後2日。見たのは下記の通り。
30日:岡崎体育→Lovefilm→サニーデイ・サービス→雨のパレード→フジファブリック→きのこ帝国→never young beach→Suchmos→Gotch & The Good New Times→サカナクション
31日:チャットモンチー→Gacharic Spin→plenty→Base Ball BearCAPSULE植田真梨恵→SHE'S→ねごと→RADWIMPSTHE YELLOW MONKEY

特に良かったのはサニーデイ・サービスとGacharic Spin。両者衝撃的だった。

サニーデイ・サービスは最新アルバムの曲「セツナ」の後半の鬼気迫るアウトロの演奏にあっけにとられた。2日間で一番「音に没入」した瞬間であり、ある意味最も幸せな時間だったかもしれない。

Gacharic Spinは音圧がすごくて、ベースがバカテクで、パフォーマーもいるわメンバーの衣装が光る話でとにかく情報量の多いハイカロリーなパフォーマンスだった。この全ての要素を愛せる人って少なそう、とか余計な心配をしたw

他に良かったのはBase Ball Bear(というかサポートギターのキリンジ弓木英梨乃さん)、フジファブリックCAPSULE・きのこ帝国あたりかな。THE YELLOW MONKEYも最初2曲はすごく良かったんだけど、吉井さんの声が出なくなってしまって一旦中断・セットリスト削るなどで消化不良気味に終わってしまったのが残念だった。

そんなわけでここからは連続して見てきて考えたことを今年も書いておきたいです。

●ブッキングの話〜違うフェスに見える28日と世代交代

今年のブッキングの特徴だけど、概ね去年の傾向の通りで「異分野(アニソン・アイドル)は武道館クラス以上にして前半に固める」というものだったんだけど、特記することとして挙げられるのは昨年に比べてアニソンブッキングが減らされた、ということと欅坂46の出演。去年の6組からfripsideOLDCODEXKalafina・LiSAの4組と減っている(ちなみに初登場のfripside以外は全て3年連続出場)。昨年は28日に固められていたが、今年は29日の比較的遅めの時間に固められ、コミックマーケットとハシゴできるような形になっていた。おそらくそうした方が集客できるのでは…?という読みからだったのだろう。公式Webサイトによると昨年の28日の集客は36,202人と、他の日の46000人を大幅に下回っており、昨年のようにコミケと重ならないようにすればたくさんくる、という目論見が崩れたため、ということだろう。そこに初めての単独ライブがつい先日行われたばかりの欅坂46が投入され、結果1日目は昨年比4000人増の40,247人となり、大盛況となったようだ。さらに4年ぶりの出演となったPerfume、来年6月で解散となる℃-ute、来年早々に総動員数約5万人のアリーナツアーを行うでんぱ組,incと集客力のあるアイドルを投入してきた。その結果、28日は別のイベントなのではと思えるとくらいだった。GO!FESかと。それでも当日券が出たが、多くの企業で28日はまだ仕事納めになっていなかったからやむを得ないだろう。とはいえ、RO社としては集客に敏感になりながら色々手を打っているわけだ。

そしてそれが如実に出たのがステージ割。もともと集客が下がったかな、というバンドについては結構すっぱりステージ下げたりしてて、一昨年の会場拡大のタイミングで随分と調整が入ったわけだけど、今回はそれ以来となった。前回EARTH STAGEに出ながらGALAXY STAGEに配されることになったのは実に5組(くるり・でんぱ組,inc・木村カエラスキマスイッチチャットモンチー)。一方で昇格も4組(KEATALK・キュウソネコカミ・WANIMA・MONOEYES)となり、昨年のCDJ及び夏のRIJFの動員状況をシビアに見ながら考えているのだろうな、と感じた。EARTH→GALAXY組は概ねベテランが多い中で特異点はでんぱ組,inc。Perfume・BABYMETALなどと比べるとまだ若干フェス来場者層との距離があるのかもしれない。

●会場の変化〜メリハリ??とコラボブースと「思い出作り」

会場については例年に比してレイアウト面での変更が少ない。両方の画像を貼って間違い探しをして欲しいくらいだ(正解はマッサージブースの場所と女子トイレの増設)。

16/17
http://img2.countdownjapan.jp.s3.amazonaws.com/1617/img/areamap/all.jpg

15/16

http://img2.countdownjapan.jp.s3.amazonaws.com/1516/img/areamap/areamap.jpg

 

会場内装飾での変化としては、昨年設置された演奏中ミュージシャン紹介看板が大きなディスプレイになっていたことだ。

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会場内の装飾は色々手が込んでいく一方で幕張メッセの2F廊下は若干寂しくなった印象があり、特にASTRO ARENA(イベントホール)の入り口に何も装飾がされなくなってしまいイマイチわかりづらい、という印象を受けた。

また、各種コラボブースも特色だが、今年は映画枠としてシン・ゴジラのスペースがあった。と言ってもゴジラ全体像か等身大の足のどちらかと記念撮影できる、というものであり昨年のスターウォーズコラボほどの賑わいはなかった。それからSpotifyのブース。ステージが設置されておりそこに短時間登って自己主張なり決めポーズをとって歓声を受けられる、というもの。

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見辛いねw

この他にも相変わらずのROCKオブジェクト写真撮影や外の「CDJ1617」花壇での写真撮影などで常時行列が発生しており、「音楽聴きに来てるんだろ」的な感想を抱いている自分はおっさんなんだなあと思うところだけど、「年越しイベント、音楽もあるよ」くらいの感じの人は多分に多いものだと改めて感じさせられる。

●音楽フェスと音楽配信の相性について

過去、℃-uteアップアップガールズ(仮)がROCK IN JAPANに出演した時に、その時に演奏した楽曲をプレイリストにして販売していたことがある。 

その時は先鋭的な取り組みだなあと思ったんだけど、今回会場で自分もそれに近いことをしていた。サニーデイ・サービスが終わったらすぐに最新アルバム「DANCE TO YOU」をダウンロード購入したし、Gacharic Spinが終わったら最新アルバム「確率変動 -KAKUHEN-」をApple Musicでダウンロードした。それもひとえに幕張メッセのホール内に各種通信業者のWi-Fiサービスが提供されていたからで、大変ありがたい世界。

そんな話では、今回のCDJにスポンサーで入ったSpotifyによって、演奏曲がプレイリスト化されて公開されていた。

こういうのはいい取り組みだよなあと思う一方で、「Spotifyだけかよ」という気持ちにもなった。また、全部のアーティストが曲を公開しているわけでもないし、曲数が多すぎるから特定ミュージシャンに絞りたいという意見も出そうなので、個々のミュージシャンがプレイリスト発信するとかもあっていいんじゃないかなという感想。時代にアジャストしているので続けて欲しいと思うんだけど、この4日目のプレイリストのフォロー数がわずか102人というのはさみしいぞ!因みにDay3は250人フォロワーがいるが、サカナクションなど他のサービスに提供しているミュージシャンが結構なかったりするので、サービス自体の充実頑張ってください。

 

 

そんなわけで今回も楽しかったです。サカナクションのマンネリ具合とイエモンの不完全燃焼は残念だったけど、来年も行くと思います。それにしても「現代的な若者の集まりの場としてのフェス」というものをこれまで以上に感じたのも確かで、次はその辺を取り扱う本を2冊ほど読んでその話を書きたいと思います。