もはやCDじゃないのもあるけど気にしてはいけない!
DADARAY「DADAISM」
休日課長と美女二人、楽曲は川谷絵音プロディースと色々興味惹かせるところがあって蓋を開けて見たらボーカル力がすごい。このボーカルはちょっとうっとりしちゃうよね。声もビジュアルもすごい良い。4〜6月で3枚ミニアルバム出してたけど一番良かったのは最初のこれかな。
Maison book girl「image」
アイドルの楽曲としてはおおよそ王道から外れてるマイナー調の複雑なもの、しかし作り込まれているので聴きごたえがある。まあ最後の朗読はいらなかった気もするけど。
Base Ball Bear「光源」
彼らのことはデビュー時からずっとそこそこ聴いていたけど今回最高傑作では。メロディやリズムがバリエーションある感じで単調になってないし小出祐介氏のボーカルもいい感じにコネてない。
ゲスの極み乙女「達磨林檎」
発売がずっと延期になってた作品がようやく登場。最初出てきた時の感じとは随分変わって「複雑っぽいフックがやたらあるバンド」から「深みと多面性のあるバンド」に進化したみたい。
Yogee New Waves「WAVES」
体制も変わって久々の作品。すんごい爽やかな感じがする楽曲群。夏に聴きたい一枚。
柴田聡子「愛の休日」
ちょっぴり情念を感じる歌声となかなか味わい深い歌詞、などなど聴きどころの多い作品。アコースティックというか音数が少ないのが多かったんだけどまあ前述の要素を引き立てるのが狙いなんでしょう。
tofubeats「FANTASY CLUB」
メジャーデビュー後に ずっとやってきた「大物とのコラボ」を一旦封印。たでなポップスっぽいのも抑えめにしてヒップホップに比較的フォーカスした感じの作品に。結果として均整とれた感じになってて僕は好き。
Dragon Ash「MAJESTIC」
ミクスチャーロックという言葉は伊達じゃない。いよいよ結成20年を迎えてもなお色々な音を取り込んで鳴らしている
MONDO GROSSO「何度でも生まれ変わる」
満島ひかりとか齋藤飛鳥(乃木坂46)とかチョイスがなんとも絶妙。そしてR&B・ジャズ・ハウスなど複数要素が組み合わさっててめっちゃ自分好み。
amiinA「Valkyrie」
相変わらず壮大そのものな世界観からして作り込まれている。そんでもって「◯△⬜︎」みたいな変化球は彼女達ではできないのではないか。
DATS「Application」
電子音+バンドサウンドも今時珍しくなくなったけど、結構バランスが悪くて飽きてしまうものが多い。彼らの作品は個人的にいい塩梅。暗くて音の反響が良くてドープな感じ。浸れる。
サニーデイ・サービス「Popcorn Ballads」
なんとあのサニーデイ・サービスがストリーミングサービスオンリーのアルバムをリリース。そもそもストリーミングに配信始めたの今年の春じゃなかったっけ?中身は「DANCE TO YOU」の路線を引き継ぐメロディアスでど直球のポップス。
TWEEDEES「a la mode」
沖井サウンドに劇的な変化が起きた前作「The Second Time Around」と比べると地味だけど、その変化を定着させるかのようなミニアルバム。でもまあ、一番良かったのは「プリン賛歌 ~20th a la mode edition」だったかな。
環ROY「なぎ」
ハードな音ではなくまったりとしてるヒップホップ。こういう感じの大好き。
寺尾紗穂「たよりないもののために」
オーガニックな感じの音と声。そしてなんとも心に響く繊細な歌唱。うまいなあ。
橋本絵莉子波多野裕文「橋本絵莉子波多野裕文」
チャットモンチーとPeople In The Boxというそれぞれ独特な音作りをしているバンドのフロントマン同士が組んだらこんなにシンプルな音の作品が出来上がりましたよと。すごく興味深い。
Alfred Beach Sandal + STUTS「ABS+STUTS」
Alfred Beach Sandal、地味に自分的ヒット作品多い。ダブ感満点の浮遊感のあるサウンドで暑い時に聞くと涼しくなれそう。フィッシュマンズとか好きな人は聴くといいんじゃないかな。
上半期通しても結構いい作品が多かったなあという感想。下半期も楽しみですな。