たにみやんアーカイブ(新館)

音楽について何か話をするブログです

2018年マイベストソングトップ10

年の瀬です。なので今年聴いてよかった楽曲のトップ10をまとめたいと思います。過去のはこちら。

2013年 1位:パスピエ「ON THE AIR」
2014年 1位:きのこ帝国「東京」
2015年 1位:lyrical school「ゆめであいたいね」
2016年 1位:POLTA「春が過ぎても」
2017年 1位:lyrical school「つれてってよ」

ところで最近思うんですが、この年間ベストというのは「結果」であって「目的」ではないんですね。あくまで自分が耳にした中からしか選んでないし、わざわざ年間ベストを選ぶために自分が聴きもらしたものを積極的に拾って網羅的にしようとかは考えていないわけです。あくまで自分的には年間ベストを選ぶために音楽を聴いてるわけではなくて生涯ベストを追い求める気持ちでして、年間ベストを決めるために音楽を聴いてるわけではないということを最近強く思うのです。

さてそんな御託は置いといて、例年書いてる僕がよく気にするポイントを書き記します(コピペですが)

アレンジ:メロディや歌詞に合った(もしくは巧妙に外した)アレンジか、全体の音の均整が取れてるか、ハッとさせられるポイントがあるかなどがポイントだと思われる。基本的に過度にシンプルなスローバラードなどは面白くないと考えるタチです。
メロディ:耳に残るか、美しいと感じるか、など。この辺は多分に自分の感性によるところなんだけど音感がないのでどういうメロディが好きかはあまり説明できない。すみませんな!
リズム:元々重視してたんだけどここ数年は更に重視傾向に。変拍子大好き。普通のエイトビートにするよりバスドラやハイハットで16分音符を適度に挟み込んでアクセントにしているようなのが好き。あとベースはメロディ楽器みたいな気持ちでいます。
音像:説明の難しいところで、アレンジとも密接に関連してると思うんだけど要は「キレイに聞こえるか」みたいなところが評価ポイント。パワーメタルみたいなのは好きだけどハードコア系のメタルテイストは好きになれない、みたいな話。そういう観点からは、歌詞も言葉の響きとして良いかみたいなのが気になる。中身が気になるケースはレア。
影響:自分の生活にインパクトを与えたかどうかみたいな話だけど、これは年に1曲出るか出ないかくらいです。まあ主観による補正みたいなもんだと思ってもらえれば。これ以外に、今年は特に耳によく残った作品をいくつか選んでます。中毒的な。

ではいきましょう。

10位:ドロップスターズ「Twinkling Star」

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今年の第一四半期に話題をかっさらったポプテピピックの劇中劇主題歌。歌唱メンバーは星降そそぐ(CV:小倉唯)、月野しずく(CV:水瀬いのり)、夕陽ころな(CV:上坂すみれ)という豪華さwwとにかくサビのキャッチーさが印象に残って、1年を通して突然頭に流れること多数。笑

9位:星野源「アイデア

星野源は今年頭に出した「ドラえもん」も超よかったんだけど、この「アイデア」は2番でSTUTSによるMPCプレイがドラムの代わりに入るのが良くて、さらに2:18あたりからは伴奏がMPCだけになる。そこの部分の変則的な感じがめちゃくちゃ好き。

8位:絶対忘れるな「平日ナイトフィーバー feat.日向ハル

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会社員ラップグループ絶対忘れるなの1stアルバムのリード曲。アイドルが好きな会社員達が作るラップだからということもあるのか、自分の気持ちとシンクロする部分が多い(笑)。そこで突如嵐のように現れる日向ハルフィロソフィーのダンス)のゴリゴリのゴリな歌声が笑ってしまう。つまり最高。

7位:BLACKPINK「DDU-DU DDU-DU」

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今年一番耳に残った曲。イントロの狂ってる感じがすごく好き。韓国語版を聴いた後誰のなんて曲か忘れてそのまま耳に残ってて街で聞くたびに反応してて、年末に日本語版アルバムで聴いて「あ、これだ!」って(笑)。

6位:キュウソネコカミ「推しのいる生活」

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キュウソネコカミは一貫して現代人の気持ちを歌っていて最近その点にすごく好感を持つようになってきた。最近だとヤバいTシャツ屋さんも比較的そんな部類に入るけど、キュウソは割と内面に踏み込んでるような気がするのです。そんな点で推せるのはこの曲。まじわかる!の連発でした。

5位:DA PUMP「U.S.A.」

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いろんなところで出ているU.S.A.です。 正直この曲が盛り上がっているときはその消費され方というか盛り上がり方にノレないという気持ちを抱いていたんだけど、なんども聴いていたらやっぱり癖になるというか頭から離れなくなってしまった…とりあえず意味のあまり感じられない歌詞が最高。

4位:椎名林檎宮本浩次「獣ゆく細道」

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かっこよくて狂気というか、天才と天才のぶつかり合いみたいな。でもやっぱりミュージックステーションのパフォーマンスの印象が強いww

3位:TWEEDEES「美しい歌はいつも悲しい」

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TWEEDEES最高傑作。アレンジ・リズム・メロディ・歌唱全て今までで一番良いと思うし、何よりこの2人ならではの曲。This is TWEEDEESです。

2位:POLTA「失踪志願」

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初出が去年のEPなので扱いどうしようかなって思ったんだけど、今年シングル(7インチアナログレコード)として出てるし入れるかってことでPOLTAのライブ定番曲。歌詞がまず最高でサビのコールアンドレスポンス(ときに怒号の応酬)になるところもめっぽう良い。でもメロディがキャッチーだから暗くならなくて良い。楽しくて良い曲です。

1位:lyrical school「パジャマパーティー

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これまでこの企画6年やってきてさすがに2回に1回リリスクなのはどうなのかと自分でも少し思うよ。でもいいんだもん。最高だったツアーファイナル新木場スタジオコースト公演のアンコール1曲目で披露されて「めっちゃいい!」ってなって、その後ニコ生タイムシフトや自分で撮影(特典券1枚と交換)したものとか見てて、この曲の魅力を何度も確認した次第。現代的なサウンドと歌詞にグループの魅力をうまくパッキングできており、これがリリスクの新たなスタンダードナンバーだって感じがある。今年の秋冬を彩った曲。

 

全般的な感想として、例年たくさん聴いてるけど旧世代のアルバムリスナーということもあり曲単位で印象に残るのはわずか。年々インパクトや耳に残るとかそういうのの比重が高まってる気がしている。良いのか悪いのか。

 

アルバムは実はまだ選定中ですが諸々の事情により、31日に発表する方向で。間に合うのかな…笑