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「ソーシャル・ネットワーク〈進化〉論——ガラパゴス化なのか,それとも……」に行って思ったこととか

昨日の昼に、こういうトークイベントに行ってきた。

「ソーシャル・ネットワーク〈進化〉論——ガラパゴス化なのか,それとも……」

テーマが面白そうだったのと、出演者が面白そう(というかツイッター上で非常に面白いツイートをされる方々)だったので行ってみることに。

トークセッションの内容は、下記をご参照くださいな。

「ソーシャル・ネットワーク〈進化〉論」八谷和彦,濱野智史,森永真弓,閑歳孝子,畠中実 #NTTICC

上のトゥギャりにも、僕のツイートが1個入ってるね。 話の内容は(特に濱野さんと森永さんの話が)すごく面白かった。かなり笑わせてもらいました。しかしながら、結構大事な議論がされていたと思うので、印象に残った話題をちょっと備忘録もかねて挙げておこうと思う。

ポストペットNow かつて一世を風靡したメールクライアント「PostPet」を、Twitterクライアントとしてリニューアル。近日β版が出る予定とのことで非常に楽しみなんだけど、この設計思想がいい。ツイッターをあまり使っていない人たちにもっとツイッターをもらうためのソフトという思想。具体的には以下みたいな感じ。

  • ツイートをもっとしてもらいたい
  • フォロー・フォロワーをもっと増やして欲しい
  • ハッシュタグを活用してほしい

なので、これらのことをやるとポイントがたまって色々買えたりとかするようになるみたい。ハッシュタグについてはわかりやすく使いやすくするとか。ものすごくわかりやすく、明快なコンセプトになっている。どういう風に結実しているのだろうか。とりあえずできあがりが楽しみ。情報はこちら→ PostPetNow information

●キャラクターとか言論とかBlogとか。 濱野さんが言ってた「日本人はTwitterでアイコンを通してコミュニケーションを取る」という話が面白かった。日本人のTwitterアカウントで一番フォロワーがいるのってガチャピンだもんね。人間じゃないし、他のユーザーとコミュニケーションもしないし。あとBotって日本に偏在してるそうな。確かに人間と話してるのかbotと話してるのかよくわからないときもあるしね。「毎日挨拶してくれている人がbotだった」ってよく聞くよね。それは「西洋人の言う近代的自我を日本人が持っていないからキャラクターに仮託してる」という主張はへぇ〜って思った。それでいて識字率だけはやたら高いからテキストコミュニケーションはやたら発達してると。そんでもって「近代的自我」とかないからBlogで言論みたいにやろうと思ってもなかなかそうも行かなくて眞鍋かをりが眼鏡かけた途端に全て吹き飛んだと(笑)。この辺は掘り下げていくと面白そうな感じ。

●映画「ソーシャル・ネットワーク」 濱野さんが「映画芸術」っていう雑誌に載せたレビューでは、「あれは映画という旧メディアがインターネットを貶めるために作った映画」という話。それに類する話って言うのはいくつかあるのでご参考に。 映画「ソーシャルネットワーク」を見て思ったライブドア事件とダブった旧メディアの表現方法 あと一つ、外国人の書いたレビューの翻訳で、なんかデビッド・フィンチャーはIT音痴でFacebookをわかってないみたいな記事があったはず。見つからないけど。確かにこれはあるかもね。面白い映画ではあったわけだけど。 ※ありました。監督ではなく脚本家でした。(3/8追記)

●Webマーケティング界隈の残念な人達 「Facebook来るの!?」っていう人に限ってmixiすら使っていないケースが多いという話。こういう人たちがコンサルするからしょぼい企業アカウントとかが絶えないんだろうなあ。実体験って大事だよねっていう当たり前の話。

●ネットから何が盛り上がるかの話 東芝クレーマー事件はかなり有名だし、この前のグルーポンおせち騒動もそうだけど、消費者としてはすごく起こるんだよね。有名な日本を起こらせるコピペとかもあるけど、叩く対象がわかりやすくて、イデオロギーとか絡まない話じゃないと叩かない。有名なコピペもあるくらい。不思議な国。あまりにも文明が発達しすぎて主義主張嗜好性とかが散々クラスタ化・細分化・蛸壺化した結果、まとまりにくくなったのではという指摘はなんかうなずく物があった。

mixiユーザーがFacebookに移動するかどうか 多分そう簡単には移動しないと思う。mixiの今の主要なユーザー層って、Facebookのことなんか全然知らない。そしてそういう層同士で繋がってる。森永さんがいくつか携帯専用サービスの名前を挙げてたけど、Web男子(多分)の僕には全然わからなかった。そういうこと。もしかしたらこれからよりくっきりとした住み分けが起こるかも。いや、mixiはやり続けるけどさ。コミュニティでの情報の取りやすさはまだまだある。うん。

●PC教室とか高齢者のネット活用とか 高齢者向けのPC教室では未だにWrod、ExcelPowerPointが教えられている。定年退職したのに意味ないじゃん!!みたいな話。ていうかさ、自宅用PCにOfficeっていらないよね。アレは自宅に仕事を持ち帰ってやれという日本の電機メーカーによる陰謀なのではないだろうかwwいや、やらないけど!でもいらないよね。僕がWindows機からMacに乗り換えた理由の内かなりの部分を占めていたのが「Officeは家で使わないから、次に買う物はなんでもいいや」っていうもので、そうするとMacってお得だよねみたいなそんな話。確かにインターネットやそのサービスの使い方を教えた方がいい。ExcelよりもGoogleマップの使い方の方が遥かに役に立つよきっと。 それから高齢者もSNS使って若者とやりとりするようになれば日本は変わるって話。これは今まで思いもしなかったけどホントにそう。こういう話とか、共有した方がいいよねって話。ていうかIT・インターネットとかに敷居が高いと思っている人がものすごく多いのが今の日本におけるIT普及の最大の壁で、これをどう崩すかって話はホント大事。

●ネットの教育 この前ホテルでバイトしてた大学生が客のプライバシーバラしてえらい騒ぎになったりとか昔の話をたどれば「テラ豚丼」とかいろいろあったけど、じゃあ若い子達へのインターネット教育ってどうするのって話。一方でさっき言った高齢者の敷居下げる話。「若者にはインターネットが世界と繋がっているんだよっていう事実を、高齢者にはそこまで全てが垂れ流される空間ではないですよということを伝えること」がいいんだろうなあ。しかし、SNSで全員が性別をひっくり返して登録すればいい教育になるっていうのは笑ったww確かにそうかも。

総じて面白くて、これからの日々において色々考える材料みたいな物が得られて良かったと思うのです。またこういうのがあったら行きたいな。