MONOQLO10月号に載ります&Apple Music1ヶ月半使ってみてのあれこれ

最初に お知らせです。Twitterでは何度か告知してきていましたが、本日8月19日発売のMONOQLO10月号の定額制音楽配信特集記事「Apple Music vs ライバルズ」に音楽好きブロガーとしてコメントを寄せました。

Kindle版もあります。

先日のApple Musicの記事を読んだ編集者の方からこのブログのお問い合わせフォームを通じてオファーを頂いて実現した物ですが、まず取材して頂いてその話を元に原稿を起こしてもらったので、コメントとして載っている部分以外にも実際に使い勝手の比較の話や定額制音楽配信の歴史(ナップスタージャパンからちゃんと始まりますw)なんかも色々と携わっています。いろいろと対応してくださった編集部の皆様に御礼申し上げます。特集の中では洋邦100アーティストの3サービス収録曲を比較した表がとても見応えありです。長渕剛がLINE MUSICにのみ収録されている(8/22の富士山麓オールナイトライブのためにLINEとタイアップしているため)など、既にサービスを活用している人にも面白い記事になっているので、ぜひチェックしてみてください。しかしながら自分が雑誌に載っているのを見ても若干信じられませんでした。笑。

これからも機会があればこういうことが出来れば良いと思いますので、お仕事依頼、お待ちしております〜。

さて、告知だけで終わってしまうのもアレなので、Apple Musicリリース以降1ヶ月半使ってきての感想なり変化なりをここいらで記憶しておきます。

●聴く曲増えた、特に洋楽

なにはともあれ聴き放題サービスということなので、思うがままにひたすらオフライン再生可にして色々聴きまくっていたのがこの1ヶ月半くらい。聴いた物をざっとあげてみます。並びはライブラリへの追加順。

我ながら凄い量だな…とはいえ、実際にはこれらの中でも沢山聴いた物とそれほど聴かなかった物とあります。特に聴いたのはesno「Release」、レミ街「フ ェ ネ ス テ ィ カ」、Suchmos「THE BAY」、宮川純「The Way」、bohemianvoodoo「Aromatic」辺りかな。

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それ以外で特筆するところとしては、洋楽が多いというところ。テイラー・スウィフトの「1989」は既に聴いていたのでこの中には入っていないんだけど、ひとまずずっと聴こうと思いながら聴いてなかったJ・ディラや、D'Angeloの旧譜なんかに加え、カーリーやパッションピット、ミューズなんかの新譜・アラバマ・シェイクスやカマシ・ワシントンなど洋楽好きの間で話題になったミュージシャンも聴いてる。とにかく目についたらApple Musicにあるかどうか探す、というのが習慣化されていった1ヶ月半だった。

●音楽に使うお金は減ったか?

では、音楽に(というかCD等音源購入に)使うお金が減ったのかと問われると、正直よくわからない。結局Apple Musicに出てこないものは買ったり借りたりしているので、全く使わなくなったというわけでもないし、多分Apple Musicで聴いてる音楽の大半は、普段なら買ったりはしていなかった(レンタルはしたかもしれない)位の物が大半だ。なので、率直に言ってあまり変わらなそうもしくは少し減ったかも位の感触だ。ただ、これは明確に「音楽のヘビーユーザー」側に分類される僕の状況なので、ふつうの人からしてどうか、という話はまた全然違う話になるだろう。

取材の時にも話したけど、この定額制音楽配信サービスというのは「いろんな音楽を聴く(聴きたい)」という人にはぴったりだが、「自分の好きな物(知っている物)だけしか聴きたくない」という人には全くマッチしないサービスだ。そういう人には「レコメンドとかいいから好きなの聴かせてくれよ」みたいな話になるし、月1000円という金額はおそらく普段使っている金額より遙かに高いものだろう。そして、世の中意外とそういう人は多いんじゃないかという気がしている。このサービスがマッチする人の数って、どれくらいなのだろうか。

夏休みの間に会った人たちと色々話をしていても、定額制音楽配信について知っている人は少ない。使っている人も、これまでの配信サービスと何が違うのかよくわからずに使っている人も少なからずいる、というような印象を受けた(例えばApple MusicとiTunes Storeの配信楽曲に違いがあるはなぜ、等)。そういう面も含めてこれからだろうな、という気はしている。

●使い勝手など

Apple Musicに特化した話だけど、ミュージックアプリ自体が大幅にアップデートされて使い勝手が大きく変化した。思ったところを書いておきたい。

  • iCloudミュージックライブラリを軸とした音楽の同期はとても不安定。CDから取り込んだ音楽が同期されるまでのタイムラグがはっきりしない(再生されると確実にiCloudにアップされるんだけどそれが端末にどのタイミングで落ちてくるかよくわからない)
  • iCloudミュージックライブラリはたまに手動でアップデートしてあげた方がよさそう
  • PC側で取得したコンテンツはiPhone側からもオフライン再生にする操作が必要。iTunes Storeで買ったコンテンツも同様のため、若干面倒。
  • そもそもの問題としてミュージックアプリに切り替えしたときに画面に何も表示されない・検索かけても結果が表示されないなどの自称が多いので都度アプリを再起動させている。面倒。
  • 「次に再生」「次はこちら」などのスタック型の再生項目管理、決して悪くはないと思うんだけど理解するのに時間がかかる。

ただしこの辺の不安定さを差し引いても膨大なライブラリに触れられるという事のメリットは大きい。特に最近実感しているのが所謂「ディスクガイド」との相性の良さ。ああいった本は今まで読んでもそこからどれに手を伸ばせばいいのかよくわからなかった(最近はYouTubeがあるから状況改善されてるけど)のが、すぐに目当てのアルバムをさっと探して聴けるようになったというのは大きい。そんなわけで、上に挙げたリストの中には「Jazz the new chapter」に掲載されている作品が随分と入っていたりする。

そんなわけで今まで若干足踏みしてたディスクガイド物をもっと買っちゃおうという気になったりもしており、確実に音楽聴く楽しみが増えてるなあと実感している次第。まさか初のお仕事まで来てしまうとは文字通り世界を広げた感があるけど、まずは引き続き楽しみながら音楽を聴いていきたいと改めて思った次第。