たにみやんアーカイブ(新館)

音楽について何か話をするブログです

ワールドカップは終わらない

ようやくベスト8が出揃って、今日明日の23時からのカードはまさに名門同士の戦い。まだ見所残ってるからね!!っていう話ではなくて(いや、もちろん今日のオランダ−ブラジルも明日のドイツ−アルゼンチンも見るんだけど)。

日本代表の話をちょっとしたくなったので。

twitterでも書いたけど、基本的に僕は岡田監督の采配はいいとは思ってなくて、中村俊輔を中心にした、彼の目指したチーム作りは完全に失敗したと思っている。結果として誰が見ても明らかなくらいの俊輔の不調により苦肉の策として取り入れた本田1トップ(というかむしろ0トップに近い)がようやく成功し、結果を残せたのは事実。このチームが紆余曲折を経て出来たチームとしてはありえないほどのパフォーマンスを見せたし、試合を見ていてとても楽しかったのも紛れもない事実。ただ、選手選定の時点で既に俊輔は絶不調だったわけであり、その時12年前カズを外したように俊輔を外して、今のシステムを軸とした人選をしていればもっといい結果になったのではないだろうか。特に出場が期待されていながら予備登録に甘んじた石川・香川・田中達也といったメンバーはこのシステムにはものすごく良くマッチすることが想像されただけに。

まあ今更死んだ子の年を数えても仕方ないので、未来の話をしたい。そう。タイトルはそういうこと。次のW杯に向けた戦いは静かに幕を開けたのだ。

今回の出場選手は今までのW杯日本代表の中で最も平均年齢の高い日本代表になってしまった。その中で特に若い森本と内田に出場機会が与えられなかったのは残念である。今回の中心メンバーとして活躍した本田・長谷部・長友らと共に4年後の中心を担うであろう選手だったので、若干残念ではある。選手を育てるためにW杯があるわけではないのはわかっているのだが。

しかしながら、今挙げたメンバーに加えて今台頭しつつある若手選手を考えると、次回のW杯も十分いい位置を狙えるのではないかと思えてくる。そういった面を踏まえて、今回の成功の要因と、さらに日本が先に行くために必要な物は何なのか、詳細な考察が必要である。本来そういったことをマスメディアがしていかなければいけないのではないかと思うが、「感動をありがとう」で片付けてしまう日本のマスメディアには正直期待できない。NUMBERだけでやられてもなぁ…読むけど。

そして、実は2022年のW杯の開催地候補に日本が立候補している。これだけW杯が盛り上がっているのにその件を報道しないなんてもったいなさ過ぎる。あまりにもこの活動の認知度が低いので泣けてくる。なのでURLを貼ると共に、自分でも何か宣伝とか出来るか考えてみたい。(まだサイトを全部読み切れていない)

http://www.dream-2022.jp/ ツイッターアカウントもあった。@wcbid_japan

さて、長谷部が「これからはJリーグも見に来て」と言った件も一部で話題になっているが、これは見る側だけでなく試合主催側ももっと頑張ってもらいたい。サッカーは野球に比べると会場のアクセスが悪いところが多すぎる。そのために平日は特に行きづらい。休日レジャー気分で行くのもいいが、やはり平日もみんなが自然とスタジアムに足を運ぶようになってこそ、だろうと思う。僕も今後は是非見に行きたい(さすがに今は平日はきついが)。

過去最高タイのベスト16に進出したとはいえ、日本サッカーの挑戦はこれからも続くのである。なんだかんだと文句言ったりすることもあるけれども、引き続き応援したいと思う。