たにみやんアーカイブ(新館)

音楽について何か話をするブログです

2020年11月に聴いてよかった音楽

今年ももうすぐおしまい!なのでまきで行きます(いつもこれくらいの時期に出せ)。

 

 

高井伊吹「kaléidoscope」

純J-POPぽくない、クラシックやジャズなどの要素も含む柔らかい音とハイトーンかつ柔らかい感じの独特な声が耳によく残る良作

 

Turntable Films「Herbier」

4年ぶりのアルバム。最初聴いて「豊穣を祝う歌みたいな華やかさに満ちた楽曲たちだなあって思ったらHarbierって植物園って意味なのね。それはそれで納得。

 

怒髪天「ヘヴィ・メンタル・アティテュード」

怒髪天は前から好きで聴いてたけど一時期「ポジティブ大人感」というか哀愁が薄れた感じがイマイチだなって思ってて少し離れてた。しかしながら今回はまたちょいと戻ってきてる感じがして良い。「ポポポ!」とか「アルコール消毒だ!」って言って酒を飲む歌だしこれこれこういうのだよ!って感じでうれしくなった。

 

小西真奈美「Cure」

デビューアルバムはKREVAプロデュースでラップをやった小西真奈美の2ndは亀田誠治後藤正文堀込高樹、Kan Sanoの4人がプロデュースして、オリジナルとカバー1曲ずつ作るというコンセプトのアルバム。本人の歌声という素材をどう活かすかというアプローチがみなそれぞれ違って面白いし複数のプロデューサーの色にうまく合わせられるのは女優さんならではと言うべきか。それにしても声が良い。

LUCKY TAPES「Blend」

シックな感じのR&Bっぽい雰囲気で全体的に好き、というか個人的にはバンド最高傑作と言ってもいいくらい好き。しかしながらこれまで彼らの音楽性の中核を成していたと思われる華やかさはかけらもないくらいに減退してて結構びっくりだったりする。

 

鴨田潤 featuring 寺尾紗穂「ニ」

 

イルリメ名義じゃないのね、という理由は聴いて即わかった。寺尾紗穂のピアノ弾き語りをアレンジ・プロデュースするという形。lyrical schoolに提供した「わらって.net」のカバー(セルフカバーと言っていいのか?)はラップぽくない感じがすごい。そして片想い「踊る理由」を元にした「The Reason To Dance」も最初聴いてもわからない。なんか底知れぬものを感じるアルバムであった。

 

さてさて、ここまで11ヶ月の記録と12月に聴いたものでよかったのをピックアップしてマイベスト選出しますよ。お楽しみに。