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exotic music nightに浸って〜ceroのライブに行ってきた話

cero Music

WORLD RECORD - cero

昨日からさいたま新都心で始まったTOIROCK FES。1000円で入れて、KOEDOビールが飲めて(2杯目以降はお金はかかるけど)、音楽が聴けて、とっても楽しいイベントだった。近かったしね。

その1日目のトリを務めたバンド。今年に入って聴きはじめてめちゃめちゃいいと思っててライブに行きたいと思っていたバンド。

Contemporary Exotica Rock Orchestra。 略してcero。聞くところによると後付けらしいんだけど。しかしながら、あまりにも彼らの音楽はこの言葉の通り。ぴったりはまりすぎている。てな事をCDとライブの両方を踏まえてしゃべりたいなあと思ったわけで。

まずCD。とりあえず今パッケージとして出てるのは冒頭に出てる「WORLD RECORD」だけだと思うけど、これがめちゃくちゃ良い。何がって、色々な音楽が同時並列でそこに流れているということ。単純にジャンルを決められるような物ではないというか、ありとあらゆる音楽がそこかしこに流れていて、だからといって決してうるさくなどないということ。整合性を持った音楽の塊として聞こえてくるんだよね。

パッチワークやパクリ・オマージュとかそういったレベルの物ではなくて、自分が聴いてきた音楽をよく噛んで食べて消化して、それを一歩進んだ形として昇華してるなあと思う。80年代にフリッパーズ・ギターが、90年代にフィッシュマンズが、2000年代にクラムボンがやったようなことを、彼らもまたやろうとしてるんじゃないかなと思う。

http://twitter.com/tanimiyan/status/192620893602709504

それこそはっぴぃえんどやらナイアガラ系からフィッシュマンズのようなダブ系、そしてヒップホップなんかも取り込んでいて、アウトプットされた音楽には全然古さがないっていうのがすごく面白い。まさにContemporary。んでもってアレンジもバラエティに富んでいる上に、「21世紀の日照りの都に雨が降る」〜「入曽」の2曲は10回くらい聴くまで、一つの曲だと思ってたくらい。そして何と言っても「大停電の夜に」のどっぷり感抜群のアレンジ。なんともExotica。

http://youtu.be/N_SjknWet3AWvUV0oeQY0A

というわけで年始に実はceroヘビロテだった僕。このアルバムが出たの1年前なのにね。なんでもっと早く買ってなかったんだろうね。そしてなんで早くライブ行ってなかったんだろうね。

そしてようやく行った昨日のライブ。あのアルバム世界をどう再現するのかなと思ったら、随分とアグレッシブなアレンジ。

http://twitter.com/tanimiyan/status/192618732579852288

アルバムになかった曲は随分アップテンポなのもあったし、思ってたより明るい曲も多く。そしてボーカルの高城君もハイテンションで歌う、叫ぶ。なんて楽しいライブ。その一方でディープな世界もふんだんに見せてくれるし、最後の曲だった「大停電の夜」は思いっきりメロウな感じであっという間に曲世界に僕らを引き込んでくれる。変幻自在のceroワールド。そして途中でキーボードがベースに代わり、ベース&ボーカルがギター&ボーカルに代わり。しかしそれでもドラムと共に奏でるアンサンブルはしっかりと調和してる。今日はいなかったけどスティールパンやらトランペットやらやる人もサポートにしばしば入るそうで。みんなが思い思いにやってるようで、実際はお互いを補い合い楽しんでいる。これぞまさにRock Ohcestra。

まだまだ彼ら、デビューしたてなんだよ。すごいよ。次が楽しみ。これからも折を見てどんどんライブ行きたい。オススメです。