2021年5月に聴いてよかった音楽
もうすぐ折り返しですね〜
Homecomings「Moving Days」
Homecomingsの1stアルバムに衝撃を受けた自分としてはどうしてもその後のアルバムにあのみずみずしさを求めてしまっていた(あれはデビュー時しか出ないと分かっていたわけだけど)。しかしながら今作は温かみのあるギターポップバンドとしての魅力を確立した感があり、とても良いアルバム。落ち着いて聴ける作品。
mekakushe「光みたいにすすみたい」
朗読のような歌のような独特の歌唱。なんというか矢野顕子っぽい感じがする。声はもう少しストレートな感じ(というと矢野さんに怒られそうだけど)。ライブで聴くと面白そうだなって思った。
CHAI「WINK」
CHAIといえばベースがぶいぶい言っててドラムの圧が強目でみたいなサウンド面での一定の様式がある程度あった印象があるんだけど去年あたりからそれがずいぶん変わってきて、「Plastic Love」とか相当いい曲だなって思わされた流れでのこれ。サウンドの多様性が増しているだけではなくて今までのテイストもうまく残してたりしているので連続したものとして聴ける。シンセ音や打ち込みが多分に含まれてるのが良い。浮遊する感じの奥行きのある音が多いのが個人的にも気に入っているところかも。
諭吉佳作/men「からだポータブル」
なんとこれが初のまとまった形での音源発表。諭吉佳作/menを知ったのはでんぱ組.incへの楽曲提供だったけど、今の10代すごいなあって思わされる。ジャズとかをはじめとして色々な音楽が並列で流れている感じがあってこれがYouTube以降に生まれた世代か…と唸るばかり。「外B」とかは懐かしさのあるメロディー。
もうすぐ半期折り返しだけど半期での振り返りはしません。毎年言ってる気がするけど。