たにみやんアーカイブ(新館)

音楽について何か話をするブログです

2022年3月に聴いてよかった音楽

3月は多くの会社で決算月なこともあり結構渾身の新譜ラッシュなことが多いのですが今回も例に漏れず。というか今回あげたやつほとんど発売日一緒なのよね。

 

 

私立恵比寿中学私立恵比寿中学

8年ぶりの新メンバーを迎え9人になって初のアルバム。大橋ちっぽけ・キタニタツヤ・石原慎也(Saucy Dog)など全般的に今っぽい作曲陣を迎えてて、サウンドもそのあたり反映されて前作とはかなり変わったなと思わせるが、「シュガーグレーズ」などシリアスな感じの曲もあり。アルバム新曲の中でも「トキメキ的週末論」「さよなら秘密基地」等が好き。

 

中村佳穂「NIA」

1曲目「KAPO」の「Hi My nane is Kaho!」から彼女らしさフルスロットルで油断してると置いていかれそうになる。「歌」とか「リズム」をまた問い直しているかのようなさまざまなトライは聴いててワクワクするものがある。しかしねえ、「ありよりはべりの五十音の言葉で曲はできます(簡単!)」じゃあないよww

 

藤井風「LOVE ALL SERVE ALL」

今めちゃめちゃ旬な存在になった藤井風の新譜。1曲目「きらり」のイントロ無しで始まるあたりからも本人のボーカルへの自信が感じられる。

 

Cocco「プロム」

新譜を出すたびに凄みだったり時代を反映した祈りのような物を感じさせるCocco作品。今回はラップぽかったりポエトリー調だったり情念こもりまくりのブルースだったり色々バラエティに富んでて面白く聴けた。

 

原田知世「fluitful days」

原田知世さんの曲は落ち着いた気持ちで聴けるので好き。音も好みだし声が良い。

 

サカナクション「アダプト」

長らくアルバムが出なかった時期を超えてからはわりとアウトプットも安定してきた感がある。と言ってもこれも3年ぶりなのねwまあこのあと「アプライ」というついになる作品が出るのはアナウンスされてるので無事に今年か来年に出ることを願うのみ。収録曲のうち半分はこれまでのライブで既にやられてて一部ブラッシュアップされてるけど、テクノ基調のロックというフォーマットの中で色々な音の鳴らし方を試していて彼らのトップランナーたる所以を感じられる。

 

というわけで3月でした!